オーディオドラマ「宇宙特救隊デルタシグマ」脚本初稿あがりました。
総キャスト数20名強。
スタ録は11名ほど。残りは宅録でも大丈夫な場面設定で考えています。
もちろん、スタジオに入れるご都合であれば、来ていただけるとありがたいわけですが、スタジオの控え室もそんなに大きくないというのが従来からの体験でもありますから、演出上で不都合が出ないように構成を組み立ててはいます。
収録時に同時にマイクの前に立つのは8名。
なので、マイクを4本使える都内スタジオを予定しています。
もちろん、同時に8人が台詞をいうわけではないので、マイクワークをしながらということになります。
RMR作品のキャスティングは大半は以前からご協力をいただいている役者陣にオファーすることが多いです。
でも、前作のときに、オーディションをはじめてやってみて、学ぶべきところが多く、予想以上の化学反応が起きたりもして、とても良い体験になったこともありまして、本作でもオーディションは取り入れてみようと思っています。
以前からそうなのですが、主役は新しいご縁の方。その周りを既知の友人でガッチリ固めるという方式が、毎回しっくりくるなと感じています。
作品としての新鮮味も出ますし、新しい方と旧知の陣形になったときの緊張感とチームワークの有様が理想的だなと思うからです。
このキャスティングでの役者陣の関係性が、慣れ合いではない切磋琢磨の雰囲気と、互いに協調し合い助け合いながらゴールに向かっていく一致団結の構図が見事に生まれて、作品の空気感をより良いものに昇華させていると実感しています。
今回、オーディション(どういう体裁になるかは検討中ですが)で行きたいのは、
・主役(ヒロイン)
・キーパーソンとなる男性キャラA
・個性的で頼りないけど憎めない系男性キャラB
この3人はスタジオに来ていただける方で。
それ以外にも、録音環境という意味では宅録でも大丈夫なんですが、役どころとしてはとても重要な役柄のキャラクターが何人もいるので、そこをどうしようか検討中です。
25年近くやっていると、あの方も、この方にも出て頂きたい!という思いが募るばかりですが、数十分の音声劇という表現媒体の制約もありますから、回を重ねるごとに断腸の思いが深まるばかりです。
ただ、今回は、ガヤのシーンがわりとたくさんある構成にしたこともあって、「RMR作品に一言でもいいから参加してみたい!」という方は、そのモブシーンにご協力いただけたら幸いです。
ガヤというよりは、かなり使うワードがカッチリしている群衆シーンが数パターンあって、当然ですが、とても重要なシーンになっています。
そういうシーンこそ熟練の腕前を要求するので、ここもどうしていくか検討中です。
RMRのオーディオドラマは、まずスタ録キャストで丸一日かけて顔合わせ、本読み、リハーサル、本番同様にマイクワーク付きでゲネプロ的なことを行います。後日にスタジオで収録というのが従来の方式。今回もそれを踏襲する予定です。いずれも都内を予定しています。
また、スタ録の終了後に移動して懇親会。こちらはスタ録メンバー以外も大歓迎です。
RMRは、打ち上げをとても重要視しています。
作品1本を制作する中で、演者さんたちと会える日は2日間だけですし、その場で次の作品のヒントになる会話も多く生まれたりしてきました。
スケジュールも決まっていないのに打ち上げの話をするのもなんですが、いまからとても楽しみです。
微速前進ではありますが、創作銀河の片隅でひっそりと活動するRMRの、今後の進捗をお楽しみいただけますと幸いです。