音声劇の制作というのは、RMRの場合でいうと、もっとも時間を要するのが企画やシナリオや編集です。
とっても孤独な作業です。
多くのキャストさんたちがいないと成立しないのが音声劇ですから、集合してのリハーサルやスタジオ収録をやります。
不思議なご縁で集う役者さんたち。
一年のうち、たった二日間。場合によってはスタジオ収録の1日だけという方もいらっしゃる。
そして、それ以降、お会いできない方も。
本当にご縁の世界だなと思います。
そんな奇遇な一日一日を、もう1日、もう一日追加できたら素敵だな。
そういう思いではじめたのが、RMR作戦会議。
2012年発表(もう12年前!)の「超鬼兵ガルヴァイド エデンダイバー」のときからはじめて、それ以降は、たぶん開催していると思います。
都合がつかずやっていないこともあったかもしれませんけれど。
「~エデンダイバー」のときから、作戦会議の開催場所は渋谷近辺になっています。なんとなく。
「宇宙特救隊デルタシグマ」作戦会議、第1回は、昨年。2023年10月15日、渋谷道玄坂の焼き肉屋さんでした。RMRに昔から、そう、もう20年にならんとする、二昔前から作品に関わってくださっている3人と。
作戦会議といっても、作品に関する打ち合わせということでもなく、実際は、わたしが東京に行く用事があるときに、一緒に飲みませんか?的な突発的な会です。なので、作品の課題を喧々諤々やる!なんてこともなく、ワイワイと楽しく話しているうちに終了。そんな時間です。
今回は「宇宙特救隊デルタシグマ」作戦会議第2回。恵比寿の居酒屋さん。
真夏日の中での開催となりました。
作品関係者の中の3人に加え、音声劇制作者として尊敬するお二人をお招きして開催。
ちょうどデルタシグマのヒロインと青年役のオーディションの〆切を翌日に控えたタイミングでしたから、その当落のご相談ということではなく、オーディションあるあるとか、その難しさ、楽しさなどについて貴重な意見交換をしたり。
で、お酒が入ってくると、そんな真面目な話はおいといて、役者さんが集まれば演劇談義。
これは無限に楽しいですね。
また、他愛のない話が実に面白い。たとえば、
・スタジオ収録は人気がないのか?~スタ録と宅録のオモシロさの違い
・音声編集にはラムネ菓子~集中するにはブドウ糖!
・ダメ出しは120点制度 ~録音ブースの役者さんは孤独
・SNSには人柄が出る~誹謗中傷はよくない
・Z世代との関わり方 ~ハラスメント問題の匙加減
・キャベツをスルーされる~最初に出てくるメニューがないことに終盤気づく
・役者はM気質 ~ダメ出しされたいの?
・日曜半額の店が日曜に休み~なんのための50%オフ告知!
などなど。あっという間にお開きの時間となりました。
人生の残り時間で、あと何回開催できるかわからない作戦会議ですが、またやりたいです。

※これはお昼に食べた上野のクラウンエースのカツカレー。大好きなお店です。
あ! 集合写真を撮影するのを忘れました!(汗)
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